［八王子市のリフォーム補助金］令和6年（2024年）の補助金が4月15日から申請開始！

八王子市在住の方限定のお得な補助金「八王子市居住環境整備補助金制度」

国や東京都の補助金はよく見ると思いますが八王子市が独自にやっている補助金を皆さんはご存じでしょうか？

自治体の補助金は市の広報誌などに掲載されていることが多いですが、リフォーム工事は頻繁に行うものではないので知らず知らずのうちに補助金を使わずにリフォームをしてしまっていることが多いです。

八王子市ではほかの自治体に比べても予算が多く、補助金の対象となる工事が多いことで有名です。

八王子に住んでいる方はぜひ活用すべき制度ですので毎年もれなく概要チェックをお勧めしています。

「八王子市居住環境整備補助金制度」の概要

八王子市のリフォーム補助金は市役所のまちなみ整備部住宅政策課という部署が担当しており、「環境に配慮した住宅」、「災害に強い住宅」、「子育てや仕事のしやすい住宅」、「安心して長く住める住宅」を実現するためのリフォームに対して補助を行う内容となっています。

八王子市では市内の住宅の所有者等に対し、安全で安心して住み続けることができる居住環境を確保するための住宅の改修工事（リフォーム）等を行う場合に、その費用の一部を補助します。

八王子市公式HP　八王子市居住環境整備補助金のご案内

「悪質事業者の排除」と「地域活性化」を目指した内容であるため、だれでも利用することができるものではなく「八王子市に事務所を構え、市内建設5団体に加入し、なおかつ市の推薦を受けた事業者」のみが利用することができる制度となっています。

単年度予算の制度で毎年少しずつ内容が変わるので随時チェックが必要

この補助金制度は2011年からスタートしている10年以上継続的に行われている補助金ではありますが、毎年必ず行われるものではなく単年度ごとに採択される補助金制度です。

内容に関しても毎年少しずつ変更があります。期間中にも変更されることもありますので八王子市公式HPやをご確認いただくか、八王子市まちなみ整備部住宅政策課までお問合せください。

小川建装も採択業者ですので最新情報をご提供できるよう準備しておりますので何かわからないことがあればお気軽にご連絡ください。

申請期間

申請受付：令和6年（2024年）4月15日（月）～令和7年（2025年）1月末まで

今年度は事前に予定していた期間と変わらず上記の日程で本決定となっています。

注意しなければならないのは令和7年（2025年）1月末までを申請期間としていますが予算額に達した時点で受付が終了となります。

例年では9月～11月で予算が達成してしまっているので注意！！

工事完了期限：令和7年（2025年）2月末まで

工事の完了期限は申し込みよりも後ろに設定されており2月末までに完了すればよいとされています。

工事終了はぎりぎりにならない方がよいですが、年度の後半にリフォームがしたい場合には申請を早く行い工事期間は完了期限に間に合うように設定することをお勧めします。

工事が先でも申請は先に行うことが可能なので令和7年（2025年）2月末までに完了の工事は申請を先行して行うことがおすすめです！

申請書類提出先：4月8日に公表予定

推薦業者に工事を依頼することは前提ですが自分で申請をすることもできます。

小川建装では無料で代行申請まで行いますのでご安心ください！

対象となる工事と補助額

対象工事

対象者の条件

次のいずれにも該当する方

対象工事の補助額（上限額）

対象工事	補助額	上限額
バリアフリー化改修工事	対象工事費の20％以内	20万円*
木造住宅簡易耐震改修工事	対象工事費の50％以内	25万円
台風対策改修工事	対象工事費の20％以内	10万円
省エネルギー化改修工事	対象工事費の20％以内	15万円
長寿命化改修工事	対象工事費の20％以内	5万円
ワークスペース設置・子育て環境整備改修工事	対象工事費の20％以内	10万円

*上限額内であれば、年度内複数回申請可

具体的な工事例

ここからは弊社で対応した過去の補助金活用事例を対象工事ごとに紹介していきます。

ご自宅の状況と類似する場合には補助金活用できる可能性が高いので是非参考にしてみてください。

バリアフリー化改修工事

段差のある在来浴室をバリアフリーのユニットバスにリフォーム

バリアフリー化改修工事は介護保険法などの他の制度で補助金の対象とならない部分の改修工事に利用が可能です。要介護認定などがない方でも65歳以上の方がいらっしゃれば利用ができますのですぐに必要ではないが万が一の事故が起きないように予防の意味で利用されるとよい内容となっています。

特に使いやすいのは段差のある在来工法の浴槽の段差を解消する工事です。土間打ちなどが必要なため比較的費用が掛かるリフォームになりますので補助金を上手に活用しましょう。

省エネルギー化改修工事

保温浴槽を採用したお風呂リフォーム工事・1日で施工できる内窓工事

八王子市の補助金の中で最も利用されているのが省エネルギー化工事です。1日で施工が完了する内窓を設置して二重サッシにする内窓工事と保温浴槽を利用した浴室リフォーム工事が利用しやすいため大変人気となっています。

浴室の保温浴槽は現在は標準仕様になっているメーカーも多いため普通のお風呂リフォーム工事では意識することなく利用できると考えて問題ありません。

また、窓断熱の延長で玄関ドアを断熱性の高いものに交換することもできます。玄関周りからの冷気が気になる方は省エネルギー化の補助金を利用して交換することもできますので是非ご検討ください。

長寿命化改修工事

10年に一回必要な外壁屋根塗装工事や築20年以上の建物に多い屋根のカバー（葺き重ね）工事

補助金額は5万円と大きくありませんが10年から15年に1回は絶対にやらなければいけない外壁塗装、屋根塗装でも利用することができる補助金です。塗料の指定などもありませんのでハードルが低く利用しやすい補助金の一つです。

注意点としては補助額がほかの補助金よりも小さいため同年度に浴室工事やワークスペースを作るリフォームをする場合にはほかの工事に補助金を充てた方がよい点です。基本的に八王子市の居住環境補助金は1年間に複数利用することができません。例えば浴室交換と外装塗装リフォームを考えている場合には先に外壁塗装で5万円の補助金を利用してしまった場合、同年度には省エネルギー化リフォームの15万円分を申請をすることができません。

翌年度に補助金が実施されれば再度利用することもできるので急ぎでなければ計画的に一年に一か所ずつリフォームしていくこともご検討ください。

ワークスペース設置・子育て環境整備改修工事

ワークスペース設置・子育て環境整備改修工事は去年から始めった新しい補助金です。テレワーク用のスペースを作るリフォームに活用することもできますし、今年からは子育てのための間取り変更リフォームも対象となりました。

おすすめの使い方としてはキッチンを間取り変更をしながらリフォームする場合の活用方法です。対面でないキッチンを対面キッチンやオープンキッチンにして子育てをしやすくするなどの工事は生活の利便性向上だけでなくおしゃれな空間へのリノベーションとしても有効です。

また、和室を洋室化して子供部屋やワークスペースとして活用する使い方も利用しやすいためお勧めです。

利用を検討されている方は小川建装にご連絡ください！